インヴィーヴォ ベッラ バイ インヴィーヴォ マールボロ ロゼ

Invivo Bella by Invivo Marlborough Rose

ベッラに使用する葡萄は、インヴィーヴォが所有するソーヴィニヨンブランの中でも最高級の区画を使用します。ピノノワールも同様にマールボロ地区の海岸よりに位置する、特別なピノノワールの区画を使用します。この特定の区画は、糖の低い状態で完熟して味わいを実現でき、低アルコールワインを醸造する上で非常に重要です。キャノピーマネージメントも綿密に行っています。朝日をしっかり浴びるように、東側は葉量をコントロールし、午後は光を浴びすぎないように西側には葉を多く残します。午後の果実が日光から保護されることにより、糖の生成を抑えることが出来る事を開発しました。(※ブドウに含まれる糖の蓄積量は、色やアロマの合成、タンニンの成熟とは時間軸において関係がありません。)

ソーヴィニヨンブランの果実は深夜に収穫。除梗後に破砕し、低温下で48時間落ち着かせます。フリーランジュースのみを使用し、醸造します。複雑なアロマやテクスチャーを獲得するため、約3週間の醗酵を継続できる酵母の組み合わせを研究。硫黄の添加はせずに、10-12週間バートナージュを行います。ピノノワールの果実も同じく深夜に収穫。軽めの除梗後に低温下で果皮と共に発酵。あまりタンニンを抽出しすぎないよう、プランジングやポンピングは最低限のみ行います。マロラクティック醗酵後にソーヴィニヨンブランとブレンドします。

自然に醗酵を行い、アルコール度数が10.0%となりました。ここから9.5%のアルコール度数に落とすため(味わいとアルコールのバランスが取れるスイートスポット)、最新の逆浸透膜技術を使用します。この最後のステップにより、ヴィンヤードから計画的に行われてきたワイン造りを昇華させるものであると信じています。これにより、エキサイティングで革新的なワインが出来上がります。